Eliezer Yudokowsky "Neural Categories"
この記事の主張と因子分析の関係ってよくわからない
観測される量の間での相関を全部追うより計算量的に楽だから因子分析をやってるだけであり、抽出される因子が実在するわけではないっていう、唯名論的な主張?
全部に相関があったとしても背後の因果ベイジアンネットワークは色々なパターンが考えられそう
どれが原因というわけでもなくお互いに増強し合う相関関係がありえるから、背後の因子が存在するとは限らないと言っている
それだと、永遠に増強しあって両極端しか存在しないことにならないのはなぜか
どこかで、そこまで行くとポジティブフィードバックじゃなくなる点に達しているということでは
しかしそうだとすると相関関係のような単線的な関係だけを見ていてはいけないことになりそう
植原 亮 『実在論と知識の自然化: 自然種の一般理論とその応用』には、ある時期の自然種論では観測されるいろいろな表面的性質の共通原因となる本質が考えられるみたいに言ってた
が、そうなっていない種 (相互増強パターン) もあるかもしれない
共通原因モデルと相互増強モデルで、前者の方が計算的に扱いやすいネットワーク構造に対応する因果構造だから人間がそう考えがちなだけで、じっさいには前者のほうが多いとは限らない、と言いたいのか?
医学におけるシンドローム (症候群)の概念?